貫井徳郎さんの新刊『ひとつの祖国』、著者インタビュー
第2次世界大戦後、日本は東日本と西日本に分断。統一されるが、東西の格差は激しく、一条昇たち東日本出身者は二等国民扱いされていた。一条は東日本の独立を目指すテロ組織に、意図せず加担することに。一条を追うのは、幼なじみで自衛隊特務連隊所属の辺見公佑。
2人の青年の友情が交差する架空の日本が舞台ですが、今の日本の富裕層と困窮層の分断を東西に置き換えたようなリアリティーに満ちた、貫井徳郎さんの極上ミステリー小説が『ひとつの祖国』(朝日新聞出版)。著者の貫井徳郎さんに同書にかける思いを伺いました。(2024年5月27日号に掲載)
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