2021年版「RRチャリティ手ぬぐいプロジェクト」のご予約を開始しました



2011年から始まった「RRチャリティ手ぬぐいプロジェクト」も、な、なんと11年目に突入です。


2021年版の新作デザインが完成し、ご予約の受付が始まりました!

ご予約注文の締切日は、

2021年9月5日(日)

です!

今年のデザインは、東北6県の花を大胆にデザインし、青森の伝統工芸「南部花型組子」からヒントを得た格子柄を組み合わせました。色合いも濃紺から紫、水色とグラデーションに染め上げた美しい仕上がりになっています。デザインは、今年も我らのたかはしまきさんにお願いしました。

昨年バージョンからお知らせしていますが、寄付先は「あしなが育英会」になります。2009年までは、「あしなが育英会」の寄付プロジェクトのなかでも、東日本大震災で被災した子どもたちをサポートする「レインボープロジェクト」に絞って寄付をしてきました。ですが、その後、全国で地震や水害などの災害が多発するようになったことと、新型コロナウィルス感染症により、「あしなが育英会」の募金活動が苦境にあることから、寄付の範囲を広げることになりました。時代の変化に考慮した変更であることを、どうかご理解ください。 今年も旧作の2020年版2019年版2018年版を新作とともに販売します。旧作のお買い上げも新作と一緒に寄付金になりますので、こちらも合わせて、どうぞよろしくお願いいたします。



ここからは余談になりますが、「RRチャリティ手ぬぐいプロジェクト」スタッフのツノダが、思いがけなく今年、あしなが育英会さんの書籍制作に関わることになりました。

『お空から、ちゃんと見ててね。作文集・東日本大震災遺児たちの10年』(あしなが育英会編/朝日新聞出版発行)










「RRチャリティ手ぬぐいプロジェクト」とは関係なく、まったく偶然のご縁でしたが、きっかけは東日本大震災の関連書でした。ツノダが編集制作に関わった『私の夢まで、会いに来てくれた』(金菱清ゼミナール編著・朝日新聞出版発行)をあしなが育英会さんがお読みになって、制作スタッフに声をかけてくださったのです。『私の夢まで、会いに来てくれた』は、昨年まで東北学院大学で震災社会学を教えていた金菱清教授のゼミ生が、震災で大切な家族や友人を亡くした方たちがどんな夢を見ているのかをフィールドワークしたレポートをまとめたものです。



数多く出版されている震災関連本のなかから、私たちの本を信頼し、お声がけいただいたことは、とてもありがたく、仕事の励みにもなりました。そして、できあがったのが、あしなが育英会の支援を受ける子どもたちの作文集『お空から、ちゃんと見ててね』です。


この本の編集を通じて、作文やインタビューから子どもたちの心のありようを学んだり、あしなが育英会さんの施設を見学させていただいたことで、支援を継続することの大切さをあらためて深く感じることになりました。また、「RRチャリティ手ぬぐいプロジェクト」でいただいたご寄付がどのように使われているのかを直に見ることができたのは、皆さまへの一つの報告になる得がたい経験になりました。

震災当時、小中学生だった子どもたちも成長し、現在は社会人として働いていたり、大学生活を送っている人もいます。震災に対する思いもそれぞれで、震災を一つの経験として胸に収めながら、夢の実現に目を向けている人もいれば、今も揺れる思いや迷いを抱えながら、生き方を模索している人もいました。震災当時、すでにいい年になっていた私は、心のどこかで10年前で時が止まっているような部分がありますが、子どもたちの捉え方には大人とは違う部分もあり、成長という時間の流れは未来を築く力になるのだと、教えてもらいました。

「RRチャリティ手ぬぐいプロジェクト」が寄付してきた「レインボープロジェクト」は、震災で家族を亡くした子どもたちが伸び伸びと過ごせるようにと作られた施設「レインボーハウス」の支援プログラムです。施設のなかには、思いっきり体を動かしたり、お菓子を作ったり、絵を描いたり、楽しく過ごせる部屋だけでなく、怒りや悲しみを表現できる部屋もあり、子どもたちの「思い」がなによりも大切にされています。また、子どもの保護者の皆さんにとっても、大切な家族を失った喪失感や子育ての悩みなどを共感しあえる場所になっていることは、取材をして初めて知ったことでもありました。

そして今、「レインボーハウス」の利用者には、震災当時、乳幼児だった子どもたちが多くなってきているそうです。10年が経過し、小中学生だった子どもたちも大学生や社会人になり、何かあったときはいつでも頼れる場所を心の拠り所に「レインボーハウス」から巣立っていきました。一方で、震災の記憶はほとんどないけれど、お父さんやお母さん、兄弟などを亡くした子どもたちが「レインボーハウス」を必要とする時代になってきています。

また、新型コロナウイルス感染症も、子どもたちの進学や生活に大きな影響を与えてます。あしなが育英会の支援を受ける方のなかには、シングルマザーも少なくなく、収入の減少から子どもの進学に悩み、将来の生活に不安を抱えるケースが増えているそうです。あしなが育英会の活動も、寄付の大きな柱である街頭募金が制限されていることや、これまで長く寄付を続けてきた方たちが高齢化し、支援が難しくなってきている現状もあると伺いました。

「遺児の生活と教育の緊急支援金」支給を発表した「あしながファミリー」のレポート記事

「RRチャリティ手ぬぐいプロジェクト」は、協力してくださるお一人ひとりの力のおかげで10年以上も続けることができました。手ぬぐいをお送りするとお礼のメッセージをいただくことも多いのですが、予約販売という特殊な形での活動を快く理解していただき、ご協力いただけていることは、スタッフの私たちからすると奇跡のようなご縁に感じています。1年に一度の活動ではありますが、今年も皆さまとのご縁がつながることを心より願っております。ご協力、なにとぞよろしくお願いいたします。

「RRチャリティ手ぬぐいプロジェクト」スタッフ 角田奈穂子

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